この記事ではCS:GOで最も高いパフォーマンスを出せる構成を
12種類、予算別でご紹介します。
CS:GOはValve社が販売するCounter-Strike : Global Offensiveというゲームの略称です。
Counter-Strikeというシリーズの4作品目になります。
CS:GOはテロリストと特殊部隊が戦い合うシューティングゲームで、難易度が高く競技性も高いことで有名です。
リリースは2012年ですが8年たった今でもeスポーツとして熱く、賞金総額は2億円近くもあります。
CS:GOは他のfpsゲームと比べてエイムがシビアで、なかなか当たらないため、上手い人とそれ以外の差が大きくついてしまいます。MM(マッチメイキング)というモードで同じくらいのレベルの相手と戦うことができますが、初心者で最初のころは面白くないと感じる方もいるかもしれません。
ゲームのエンジンは今までSource Engineが使われてきましたが、2020年にSource 2 Engineという新しいバージョンでより軽く動作するゲームエンジンに変えられました。Source 2 EngineはValve社が開発するゲームエンジンで、同社が発売するDota2などにも使われています。
他のゲームのおすすめ構成は
ゲーミング自作PCのおすすめ構成などの記事も参照してください。
CS:GOの推奨スペックと最低スペック
それではまず公式が発表している必要最低スペックを確認してみます。推奨スペックは公式からは公開されていません。
CS:GOの必要最低スペック
- OS: Windows 7/Vista/XP以上
- プロセッサー: Core 2 Duo E6600、AMD Phenom X3 8750以上
- メモリー: 2 GB以上
- グラフィック: VRAM 256MB以上
- ストレージ: 15 GB以上
ご覧のとおり必要最低スペックはかなり低いものとなっています。これは発売されたのが8年も前ということと、ゲームエンジンがかなり軽量に動くということによります。
5万円台の構成でも十分に動かせる軽いゲームですが、144fps以上などの高いフレームレートでプレイしたり、WQHDや4Kでプレイするのであれば、より高めのスペックのPCが必要になります。
CS:GOにおすすめのPCパーツ
それでは、実際のベンチマークをもとにおすすめできるCPU, GPU, メモリを紹介します。
Rainbow Six SiegeにおすすめのCPU
新たにCS:GOが使用するSource 2 Engineというゲームエンジンはマルチスレッドを活かすことができるため、最近のRyzenシリーズにはぴったりのゲームになっています。
グラフィックスの品質とCPU性能の対応目安としては、
- FHD(1920×1080)、品質:最高、100fps以上 : Ryzen 3 3200G、Core i3 9100
- WQHD (2560×1440)、品質:最高、100fps以上 : Ryzen 5 2600X、Ryzen 5 3600、Core i5 9400F
- 4K (3840×2160)、品質:最高、100fps以上 : Ryzen 7 3700X、 i7-9700K以上
CS:GOにおすすめのGPU
GPUにはベンチマークでのスコアがあり、当サイトの構成作成ツールでもベンチマーク情報を確認できますが、ゲームを行う環境では同じスコアでもNVIDIAのGPUのほうが多少高いフレームレートを出しやすくなっています。
それはゲームエンジンがNVIDIAのGPUに最適化したしたプログラムになっているためです。
CS:GOのグラフィックスの品質とGPU性能の対応目安としては
グラフィックの品質を最高にして、平均100fps以上を出す場合は、
- フルHD(1920×1080)、品質:最高、100fps以上 : RX 560、GTX 1650以上
- WQHD (2560×1440)、品質:最高、100fps以上 : RX 570, GTX 1660以上
- 4K (3840×2160)、品質:最高、100fps以上 : RX 580、RTX 2060以上
他ゲームと比べて低いスペックのグラボで高いフレームレートが出せることが分かるかと思います。
GPUの選び方をもっと細かく知りたい場合は、
GPUの選び方の記事を参考にしてください。
CS:GOに必要なメモリ容量
フルHDでプレイするのであれば4GBのメモリでも比較的問題なく動かせます。
WQHDで高いフレームレートでプレイしたい場合や4Kも視野にいれたり、同時にスクリーン動画をとる場合は8GB以上ほしいところです。
CS:GOのグラフィック設定とフレームレートへの影響
まずはPCパーツへの投資をせずにフレームレートをあげる方法をチェックしてみます。
全体設定
全体設定を変えると、特にテクスチャや映像の精細さが変わることが分かるかと思います。
最低から最高までの違いでフレームレートは15~20%程度影響を受けます。
アンチエイリアス
アンチエイリアスをあげると、物体のエッジのギザギザをよりなめらかに仕上げてくれます。
フレームレートへの影響は1%程度です。(内蔵GPUなどの場合はこれ以上にフレームレートへ影響があるかと考えられます。)
シャドウ
シャドウクオリティを変えると影の精緻さが変わります。
フレームレートへの影響は3~5%程度です。
テクスチャ
テクスチャのディテールを上げると明らかに映像がよりリアルになります。
低く設定していまうと古いゲーム感を感じてしまいます。
フレームレートへの影響は数%程度しかありません。高めに設定しておくと良いかと思います。
エフェクト
エフェクトは銃や爆発といった際のリアルさを変える設定です。
フレームレートへ影響を与えるのはそういったエフェクトがかかる瞬間だけです。
その瞬間のフレームレートへの影響は3~5%程度です。
CS:GOのフレームレートをあげる設定
ほとんどのゲーミングPCであれば十分高いフレームレートを実現できると思いますが、まだ十分でない方や古いノートPCでプレイされている方のためにフレームレートをあげる設定を紹介します。
見た目に大きな影響があるかないかに分けてみていきます。
見た目に大きな影響を与えずにフレームレートをあげる設定
現在販売されているCPUのほとんどがコア数が4以上ですので、マルチコアレンダリングがオンになっていることを確認しましょう。
コア数が2の場合はマルチコアレンダリングはオフに設定してください。
シャドウクオリティーを最低まで下げ、エフェクトも最低まで下げても見た目におおきな影響を与えることなくフレームレートを上げることができます。
見た目に影響を与えるがフレームレートをあげる設定
アンチエイリアスを最低まで下げ、テクスチャも最低まで下げる。
これでも不十分であればディスプレイの解像度を下げる。
CS:GOにおすすめの自作PCの予算別構成
おすすめの構成を予算別に作りました。基本的にグラフィックの設定を最高にした状態でのフレームレートの平均値を表にあらわしています。
予算 |
1600x900 |
フルHD(1920x1080) |
WQHD(2560x1440) |
4K(3840x2160) |
予算2.5万円
|
低(30~45fps) |
低(30~45fps) |
低(30~45fps) |
最低(20~30fps) |
予算3.2万円
|
普通(45~60fps) |
普通(45~60fps) |
低(30~45fps) |
低(30~45fps) |
予算4.2万円
|
快適(60~90fps) |
普通(45~60fps) |
普通(45~60fps) |
普通(45~60fps) |
予算4.5万円
|
快適(60~90fps) |
快適(60~90fps) |
普通(45~60fps) |
普通(45~60fps) |
予算5.2万円
|
90~144fps |
90~144fps |
快適(60~90fps) |
普通(45~60fps) |
予算6万円
|
144fps~ |
90~144fps |
快適(60~90fps) |
普通(45~60fps) |
予算6.8万円
|
144fps~ |
144fps~ |
90~144fps |
快適(60~90fps) |
予算8.2万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
90~144fps |
予算9万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
予算10.5万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
予算11.2万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
予算15万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
予算20万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
予算27万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
予算42万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
予算75万円
|
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |
144fps~ |